実際の導入例および論文のご紹介

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ブリティッシュコロンビア州 内陸保健局
[MBTIの活用で内部コミュニケーションとチームビルディングの向上を実現]

出典:CPP(Consulting Psychologists Press)ホームページ

ブリティッシュコロンビア州内陸保健局は、BC内陸部の70万人を超える患者への高品質のケアと公的資金援助をうけた保健サービスの提供をしている。おもなマネジメントの取り組みとしては、従業員の多岐にわたる能力の獲得と維持、そして知識や学習能力の向上がある。

18000人以上のスタッフを抱え、内陸保健局の組織ラーニングアンドデベロップメント部は、リーダーシップデベロップメントに取り組んでいる。L&D部は、マネジャーの自己理解、他者理解をより深める目的で、MBTIをコミュニケーションツールとして活用し始めた。プログラムコーディネーターのパット・ジョーンズ氏は、「マネジャーたちが、自分達のタイプや自分達のチームメンバーのタイプを理解したら、コミュニケーションがよりスムーズになるだろうと思ったのです。」と、説明する。

中間管理職のリーダーシップデベロップメントプログラム、「People Mamagement シリーズ」の一環としてMBTIを取り入れている。PMシリーズは、マネージメントとリーダーシップデベロップメントの基礎コースと、特定のマネージメント能力に焦点を置いた6つの独立のモジュールからなっている。このーコースの目的は、直接の報告を受けて変革をおこなうためマネジャーをサポートしたり、組織の向上に向けての戦略的目標の提議することである。

プログラムのはじめに、参加者はそれぞれパーソナルラーニングプランをたて、MBTIを受ける。リーダーデベロップメントプランとMBTIの結果をもとに、彼らやチームの関係性の中で、理解を深める。

MBTIを選んだもともとの理由は、その構成と使いやすさでした。マネジャーたちは、コミュニケーションのツールとしてMBTIを採用し、いまでは、MBTIが自分の指向や他者の指向を表す共通語となっています、とLD部のリーダー クリスティン・ボニー氏は話す。「MBTIは、関係する情報が多いのもとても気に入っています。フィードバックの過程で配付されるIntroduction to Typeシリーズ(タイプ入門シリーズ)はもとより、タイプのより深く、豊富な知識をいろんな角度から得られるというのは、他のツールにはない魅力といえる。」とさらに続ける。

「MBTIの活用は、フォーマルなチームビルディングにもインフォーマルなチームビルディングにもとても役立っている。また、MBTIは、組織内での、コーチングツールやチームでの問題解決ツールを学ぶきっかけともなっている。」と、パット・ジョーンズ氏は話す。

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